たとえば
酔っ払っちゃったときに 誰か いや、あなた に電話をしちゃったり、
真夜中の高速のタクシーから、 まだ帰りたくない想いで月を見つめたり
日曜日に大好きな映画をみてても
薄紫の夕陽の瞬間を掴んでも
違う誰かの想いに返信しても
なんでもいんだ
愛しい 想いは
わたしだけのものなのに
確かで、すぐに拡がって、
幼いわたしと父との記憶
そんなとこまで気持ちは旅して
帰ってきたら
あたまは冷たく平静
でも
愛しい気持ち。
すごくルーズで、どしよもなく確かな気持ち。
私はきっと 知ってるはずなんだ。